Mini-Moto4耐はタイヤウォーマー使用禁止なので、日向に出して少しでもタイヤを暖めます。
ミニモト4耐は3回のピットインが義務付けられています。
その都度、3分間ピットに留まらなくてはいけないので、ゆっくり丁寧に給油作業できます。
ウチのグロムは逆シフト。
レーサー=逆シフトと思い込み、深く考えずに逆で組みました。
健史選手にそう伝えた時も、「了解です。」の一言のみ。
だけど気付いたんです。
A耐久で健史選手が乗ったNS50Fは正シフト!?
後で確認するとその通りで、正でも逆でもどっちでも大丈夫なので問題ないとのこと。
つまり、メインマシンのNS50F(2スト、17インチ、正シフト)と全く性格の違うグロム(4スト、12インチ、逆シフト)をあっさり乗り換え、予防線を張る事もせず、一度たりともシフトミスすることなく、規定タイムを守りつつトップでB耐久の走行を終え、その直後のA耐久クラス優勝に貢献するなど、完璧な仕事をこなしたと言うこと。
さらに…
自分の走行直後で疲れているにもかかわらず、隣のピットに運び込まれた転倒者を気遣う健史選手。
なんて凄くて、なんて良いヤツなんだ、長尾健史!
12月12日(日)に近畿スポーツランドで開催された、北川圭一杯2021に参加しました。
TEAM J.BOY RACINGからB耐久ノーマルクラスにHRCグロムで、エンジョイ耐久AクラスにXR100Mでエントリーしました。
B耐久には特別ゲストに全日本ロードレースST600クラスに参戦中の長尾健史選手を迎え、スタートライダーを務めていただきました。
健史選手は弱冠22歳!おじさんのオファーを快く引き受けてくれた、とっても良いヤツです。
前日練習で初めてグロム5に乗った健史選手。
なんといきなり43秒台を叩き出しました。
エンジョイ耐久にはお客様3名で参加、23位完走しました。楽しんでいただけたかな?
朝早くから大変お疲れさまでした。
B耐久スタートライダーは 長尾健史選手
念入りにスタートのシミュレーションをし、カウントゼロとともに猛ダッシュ!
B耐久といえど手を抜かない姿勢はさすが全日本ライダー。
その真剣な眼差しに感動しました。
スターティンググリッド(申し込み順ですがGSX優先?)
1 2 SRC with WP TeamA GSX-S125
2 3 SRC with WP TeamB GSX-R125
3 42 KRB racing west GSX-R125
4 74 イシイモーターサイクル1号機 GSX-R125
5 75 イシイモーターサイクル2号機 GSX-R125
6 15 KENZ Jストラストベイビー NSF100
7 17 フライングサンクラブ&XYZ GROM
8 4 チームへなちょこ♪ NSF100
9 5 真加部レーシング XR XR100M
10 30 VITAL SPIRIT GROM
11 11 J.BOY RACING GROM
以下略 全40台
11番グリッドから見事なスタートを決め、ポールから5台のGSX-R125と2台のNSF100、2台のグロム、1台のXR100Mをごぼう抜きでホールショット!オープニングラップをトップで飾りました!
順調にラップを重ねる健史選手。
B耐久は速く走りすぎてはだめなので一人ツーリングスタイル笑
30分ほど走行した後、作戦通りタイムアタック開始。
狙い通りに見事アトラクションペナルティをいただきました笑
結果は総合4位クラス3位入賞!
しかも、制限タイム(Bクラスなので速すぎてはいけない)をオーバーしたライダーに課せられる罰ゲーム・アトラクションペナルティーを1回(受けると大幅にタイムロス)受けたにもかかわらずトップと同一周回数ですから(ウチより上位3チームはペナ無し)、健史選手はもちろん、おじさん2名もまあまあ頑張ったと思います😁
マシンの調子も良く、全くトラブルなしの2日間でした。
強いて言えば、最後のライディング中に店主の腰痛が悪化したことくらいでしょうか……
B耐久ノーマルクラス
RIDER:柴田・大西・長尾健史
MACHINE:HRC GROM J.BOY RACING COMPLETE
エンジョイ耐久Aクラス
RIDER:石崎・峯澤・大西
MACHINE:XR100モタード
この北川圭一杯ミニバイクレースは、全日本クラスの有名ライダーが数多く参加する、年に一度のお祭り的なイベントレースです。
でもほとんどの有名ライダーはAクラス。Bクラスだって有名ライダーと一緒に走りたい!そう思っている参加者は多いはず。
そんな思いから、ライダーとしてもYouTuberとしても人気の高い長尾健史選手にオファーをし、健史選手も「俺で良ければ」と快く引き受けてくださいました。
Bクラスで健史選手と走ったライダーさんも、きっと何かを感じてくれていると思います。
無理なお願いを聞いてくれて本当に感謝しています。どうもありがとうございました。
11月14日(日)近畿スポーツランドにて、
京都オートバイ事業協同組合主催ワコーズ杯ミニバイクレース2021が開催されました。
TEAM J.BOY RACINGから、柴田・大西・石崎組で120分耐久とショップ対抗60分耐久にダブルエントリー。
マシンはHRCグロム5とビーノです。
また、全日本ライダーの佐野優人・勝人兄弟が60分耐久にジョグで参戦してくれました。
佐野兄弟は、初めて乗るスクーターにもかかわらず、アグレッシブなライディング!
結果は惜しくも2位。
レース後に知ったのですが、1位のチームモトパルコさんのライダーさん達は、大西塾というスクーターレースチームのメンバーさんで、大西浩史選手と安田義隆選手はチームのツートップなんだそうです。
そんなスクーターレース専門に30年近くも戦ってきたスペシャリスト集団相手に、
初めて乗るロクにチューニングもされていないポンコツJOGで果敢に挑み、
同一ラップの2位入賞は見事としか言い様がありません。(3位以下は周回遅れ)
ちなみに、うちのマシンのセッティングデータは、
JOG SA36J 2011年モデル ドラムブレーキ車
走行距離:13,652km(オーバーホール歴なし)
キタコプーリーにウエイトローラー3g×6個
キタコリヤショック(250mm)
フロントフォークオイル:アッシュ#58、レベル55mm
エンジンオイル:アッシュFSE10W-40
タイヤ:IRC MBR-740 DIX RR F:3.00-10 R:3.50-10
以上!手を入れたのはこれだけ!あとは保安部品もフェンダーも取り外していません。
もともとショップ対抗60分耐久レースは、どのショップの代車がイチバン速いのか!?
というレースがルーツなので、レース車のジョグもビーノも当店の代車です。
バリバリ働いてもらってますよ。