ダンロップの新商品『SPORTMAX Q4』と『TT100GP Radial』発表試乗会に行ってきました。
ともになかなかの好感触。
乗ってみての第一印象は「Q4は知らん間にバンクしてるタイヤ。TT100GP Radialは簡単にアマリングが消せるタイヤ。」
私が乗ったQ4装着の試乗車はS1000RR、Z1000、ZX-6Rの3台。
Q4はガツーンとブレーキをかけてスパッと倒してガバッとスロットルを開けるような、
イケイケのライディングじゃないとポテンシャルを十分に発揮できない、
完全にエキスパート向けなタイヤ。(擬音多め)
それにしても軽い。とにかく軽い。タイヤそのものの重さも乗り味も。あまりにも軽快にバンクするので、
全く攻めていないのに自然に膝と地面が接地していた。(知らん間に深くバンクしていた)
ちなみに、ショルダー部分に刻まれた「SPORTMAX Q4」の文字は、
「消せるもんなら消してみな!」という開発者からの挑戦状らしい。(知らんけど)
TT100GP Radial これは全く変なクセがなく、ニュートラルなタイヤ。試乗車はZ900RSで、車体を倒すとステップを擦りまくる。
ステップ位置が低すぎると思ったほど。しかしそれでいて不安感は全く無し。非常に安定している。
それどころかタイヤの方から「もっとバイクを倒せ!もっとイケるぞ!」と要求してくるような感じ。バンク角を欲しがるタイヤ。
ネオクラシックバイクのリプレイスタイヤはコレ一択!と自信を持ってオススメできます。
SPORTMAX Q4は温度に敏感なタイヤですが、それさえ気をつければ公道走行も可能。
技術者曰く「レインコンディションでも意外とイケるよ?」とのことでした。
スパルタンな外観とワイルドで豪快なハンドリングで、アグレッシヴなスポーツライディングが楽しめるタイヤです。